コミカレから大学編入失敗するパターンや失敗する人の特徴は?大学編入を成功させるためのコツや成功する人の特徴は?
本記事では、コミカレから大学編入に失敗する6つパターンと成功するコツをご紹介します。
この記事を読むことで得られるメリット
- コミカレから大学編入する上での失敗パターンを学び、自分の失敗を防ぐ
- 大学編入を成功させる上で大切なコツや情報を学べる
筆者:Maruna
アメリカでGPA3.9/4.0を維持しコミカレから四年制大学に編入。現在の大学ではGPA4.0をキープ中。高校時に受けたTOEFLのスコアは30点前後(スピーキング0点)と留学前は英語も喋れなかったアメリカ現役大学生。
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コミカレから大学編入は失敗する人が多い
アメリカ留学を通して大学編入に成功した人々も見てきましたが、それと同時に大学編入失敗した方もたくさん見てきました。
それもそのはず、アメリカのコミカレから四年生大学への進学率は決して高くはありません。
However, only 31 percent of community college students transfer to a four-year institution -- and of those who do transfer, less than half earn a bachelor's degree within six years. INSIDE HIGHER EDから引用
上記の文の和訳:
コミュニティカレッジの生徒のたった31%が四年生大学への編入を果たし、その半数以下が6年以内に学士号を取得しています。
編入率はコミカレごとに異なるので、上記より高いコミカレもあれば、低いコミカレもたくさんあります。
コミカレから大学編入失敗する6つのパターン・失敗する人の特徴
以下では、アメリカでコミカレから大学編入に失敗する人の特徴・失敗する6つのパターンを私の留学経験を元にご紹介します。
失敗パターン1:勉強しない
大学編入失敗で一番ありがちなパターンは、留学生が勉強をしないということです。
コミカレから大学編入で最も重要なのは、GPA(コミカレの成績)の維持です。
留学中に授業についていけない、遊んでばかりで勉強をおろそかにしてしまうという留学生はたくさんいます。
大学編入したいなら、勉強は最優先で取り組むべき項目です。
失敗パターン2:編入先を決めていない
編入先を絞っていないのも、大学編入で失敗をする原因の一つです。
コミカレ留学を決めたはいいけど、特に行きたい大学がない、どこでもいいと思っている方に多い失敗パターンです。
編入先を決めていないと、勉強のモチベーションが上がらなかったり、なんでコミカレに留学しているのかわからなってしまうこともあります。
結果、編入先を見つけるのに苦労したり、編入できずに終わる留学生もたくさんいます。
失敗パターン3:資金不足
お金も大学編入を失敗する理由の一つです。
コミカレは四年制大学より学費が安いので、進学しやすいです。
しかし、四年制大学の授業料はコミカレの比ではありません。そのため、資金調達ができないという人も多いです。
コミカレに入学したはいいけど資金不足で大学編入を諦める人、大学編入後、お金を払えなくて退学する人も中にはいます。
失敗パターン4:メンタルケア不足
メンタルがやられてしまうのもコミカレからの大学編入で失敗でよくあるパターンです。
異国での生活、言語や文化の違い、大量の課題など、コミカレに進学した人の中には、精神的に辛くなり、留学継続が困難になる人も多いです。
ホームシックは留学生ほぼ全員が経験すると思いますが、その辛さが日々の生活に支障をきたすことも珍しくありません。
相談できる相手がいない、ストレス発散方法がない、支えてくれる人がいないなど、色んな状況が重なると留学を続けること自体難しくなってしまいます。
失敗パターン5:やりたいことが決まっていない
大学編入で失敗するパターンで、やりたいことが決まっていないということも挙げられます。
学びたい専攻が特にない、将来なりたいものがない人などがこのパターンに当てはまります。
やりたいことが決まっていないと、モチベーションも上がらないし、留学した目的もあやふやで、結果コミカレを卒業できずに終わるという人もいます。
失敗パターン6:自分で準備・リサーチができない
これは意外によくある失敗パターンの一つ、自分で準備や調べることができない人も大学編入できずに終わることがあります。
留学の手続きはもちろん、教授の選び方、現地での引越し、編入したい大学の要項などのリサーチを人任せにしてしまう人は要注意です。
全て留学エージェントや学校のアカデミックアドバイザーに頼りきりで、自発的に準備やリサーチができないと、大学編入どころかコミカレ卒業すらできないこともあります。
コミカレから大学編入を成功させるコツ・成功する人の特徴
以下では、コミカレから大学編入を成功させる6つのコツを、私の経験を元にご紹介します。
成功するコツ1:成績を維持する
コミカレで勉強をしっかりすることは、大学編入を成功させる上で一番大切です。
成績はできるだけAまたはBをキープすることを心がけましょう。
高いGPAを保つ方法についてはこちら
どの教授のクラスを取るかということも、良い成績を維持する上でとても重要です。
アメリカ大学の良い教授の選び方についてはこちら
Rate My Professorsとは?使い方・教授の選び方・ポイント
成功するコツ2:編入先を絞っておく
コミカレに通う前に、編入したい大学をあらかじめ複数絞っておくことも大学編入を成功させる上でとても大切です。
むしろ編入したい大学を見積もってから、通うコミカレを決めた方が編入失敗を格段に防げます。
自分にぴったりのコミカレ・大学の選び方についてはこちら
成功するコツ3:留学費用を調べておく
大学編入を成功させるには、費用のリサーチ・資金の準備も大切です。
留学費用の見積もりをエージェント任せだけにしていると、実際留学したら費用が大幅に違ったなんてこともあります。
大学のウェブサイトに行けば、留学生の授業料や滞在費などの情報は大体載っています。
Google翻訳を使えば、英語に自信がない人でも内容は理解できます。
また、学費以外の費用に関して、海外旅行保険と大学の保険を知らずに二重で支払っている留学生も多いです。
留学中の支出は事前に把握し、対応できるように準備しておきましょう。
成功するコツ4:メンタルケアができる地域を選ぶ
留学にホームシックは付き物です。食べ物、言語、文化、人など異なる環境で生活するのが、辛いときは誰にでもあります。
しかし、留学する場所によってはホームシックを軽減できます。
都会に留学すると日本の食べ物や物、人が多いので、長期留学には適していることが多いです。
後悔しない留学先の決め方についてはこちら
また、精神的に辛くなったら、現地の日本人カウンセラーに相談するというのもメンタルケアをする上で効果的です。
成功するコツ5:編入の目的を持つ
海外の大学に編入する理由・目的を考えておくと、大学編入を成功させやすいです。
留学の目的や将来やりたいことがある人は、モチベーションをキープしやすいので大学編入で成功する人が多いです。
また、目的や理由ができたときに進学するなど、留学のタイミングを調整するのもおすすめの方法です。
成功するコツ6:編入率の高いコミカレを選ぶ
編入率の高いコミカレは、編入するためのプログラムや環境が整っていたり、意識の高い生徒が多いです。
そのため自分も影響を受けて、勉強を頑張ったり、留学生活を充実させることができます。
アメリカで留学生の多い地域はカリフォルニアやニューヨーク、シアトルなどあります。
カリフォルニア州で編入率が高いコミカレはこちらのウェブサイトに載っています。是非参考にしてみてください。
コミカレから大学編入に失敗する6つパターンと成功するコツ:まとめ
大学編入で失敗するパターン・失敗する人の特徴
- 勉強しない
- 編入先を決めていない
- 資金不足
- メンタルケア不足
- やりたいことが決まっていない
- 自分で準備・リサーチができない
大学編入で成功するコツ・成功する人の特徴
- 成績を維持する
- 編入先を絞っておく
- 留学費用を調べておく
- メンタルケアができる地域を選ぶ
- 編入の目的を持つ
- 編入率の高いコミカレを選ぶ
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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