外国人はカップルの歳の差を気にしないのは本当?海外ではカップルの何歳差までなら受け入れられやすい?
今回は、海外(主に欧米)の年齢にまつわる一般的な見解とデータを含めながら、海外の歳の差恋愛について解説していきます。
ポイント
- 海外の歳の差恋愛に関する一般的な見解
- アメリカのカップル、婚活、結婚にまつわる歳の差データ
- 海外の恋愛で年齢に関する注意点
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海外では歳の差を気にしない人が多い?
海外といっても国や文化によってカップルの歳の差に対する意見は異なります。しかし海外では日本よりも年齢への執着が低い傾向があります。
特に欧米では年齢は単なる数字に過ぎないという考え方があり、恋愛以外の面でもその思考の影響が見受けられます。アメリカでは、履歴書に年齢を書くことはご法度だったり、学校には飛び級制度があったり、30代〜50代で大学に通う人を見かけることも多かったりと、年齢よりもスキルや実力、個人の意思を尊重する文化があります。
恋愛や結婚に関しても18歳以上であれば歳の差に口を出す人は少ないです。個人の権利を尊重する社会ということもあり、周りの意見は気にせず、他人への興味や干渉も少ない国民が多く、自分及び他人の恋愛の歳の差を気にしない人も多いです。
アメリカ人の恋愛の歳の差に対する考え方
アメリカの場合、日本と比べて年齢による縛りや偏見は社会的に少ない傾向がありますが、カップルの理想的な歳の差、一般的に受け入れられる歳の差、アメリカでも珍しい歳の差は存在します。
理想的な歳の差
Journal of Population Economyの調査によると、歳の差が狭いほどカップルの幸福度は高く0〜3歳差が一番幸福度が高い歳の差でした。これは科学的に研究された理想的な歳の差であり、Psycomによるとアメリカのカップルで平均的な歳の差は2.3歳です。
アメリカだけでなく広い海外視野で考えた場合、一般的に1~3歳差を理想的と捉える文化が多いようです。【参照:PsychoCentral】
一般的に受け入れられる歳の差
アメリカでは、18歳以上の恋愛では1〜7歳差までが一般的に人々に受け入れられやすい歳の差です。【参照:Regain 】
特に21歳以上になれば7歳までの歳の差の場合、カップル同士そこまで大きな違いを感じることはないようです。大人の恋愛ではこの程度の歳の差のカップルは珍しくないため、問題視されることは少ないでしょう。
アメリカでも珍しい歳の差
8歳以上の歳の差になると世代の違いや教育の違いの影響をカップルが受けやすいため、これ以上の歳の差カップルに出会うのはアメリカでも少ないです。もちろん人にもよりますが8歳以上の歳の差の場合、驚く人が出てくる可能性が高くなります。
しかしカップルの年齢が上がるにつれて、そこまで気にしなくなる人も多いです。例えば、18歳と28歳が付き合っている場合と 38歳と48歳が付き合っている場合、前者の方が年齢差に注目されやすいということです。
歳の差カップル率
統計学的にみると、アメリカでは60%の夫婦の歳の差が3歳以下で、30%が4〜9歳差、9%が10歳以上の歳の差というデータがあります。オーストラリアとイギリスも似たような統計パターンで、欧米では半数以上が歳の差が少ない相手と結婚していることになります。
海外の結婚や婚活の年齢にまつわるデータ
以下では、アメリカの結婚と婚活に関する年齢データを記しています。
平均結婚年齢
BRIDESによると、アメリカの平均結婚年齢は女性が28.6歳、男性が30.5歳で、一般的に多くの人が25歳から30歳の間に結婚します。
日本の平均結婚年齢が、女性29.1歳、男性が30.7歳なので、そこまで大きな違いはありません。【参照:公益財団法人】また、アメリカも日本と同じように平均結婚年齢が上昇傾向にあります。
婚活の年齢
アメリカでは独身で25歳以上になると婚活を始める人達が多く、50代や60代の男性女性もパートナーを探しに婚活するのも珍しいことではありません。子供が欲しい独身女性は、20代後半から35歳までに婚活する人が多い傾向があります。
アメリカで結婚も見据えた真剣なお付き合いをするためには、彼の本気度が重要になります。
【アメリカ人と恋愛】本気度が高い彼がとる15の行動と遊びのサイン8選
歳の差カップルのビザ審査は厳しい?
結婚によるビザやグリーンカードを申請する場合、カップルの歳の差は審査に影響するのでしょうか?答えは、ざっくり言うと日本への移民の場合 Yes、アメリカへの移民の場合ほぼNoです。
外国人パートナーが日本に滞在するための配偶者ビザを申請する場合、歳が多く離れていると偽装結婚だと疑われる可能性が高くなります。しかし、しっかりと二人の絆と愛の証拠を十分に提出すれば、審査に影響が出ることは少ないでしょう。参照:さむらい行政書士法人
外国人パートナーがアメリカで結婚によるグリーンカードを申請する場合、日本ほど歳の差の影響は出にくいと言われています。明らかに大きい歳の差がある場合は、二人の愛が真実なのかオフィサーも疑いの目を向ける可能性もありますが、歳の差カップルは多くなってきているため、審査に大きく影響する可能性は少ないでしょう。
海外で恋愛をする際の注意点
海外で外国人と恋愛をする前に、知っておきたいのが海外での年齢に関するルールとデーティング文化です。以下では特に重要な二点をご紹介します。
18歳未満と付き合う場合はペナルティが課せられる可能性
海外で恋愛をする場合、相手の年齢を確認することは非常に重要です。なぜなら場合によっては刑務所行きになる可能性があるからです。
日本では高校生と大学生または社会人が付き合うことは合法ですが、アメリカカリフォルニア州では大人が18歳未満と性的関係になることは違法です。18歳未満とキスや性交渉などをした場合、刑務所行きなどの厳しいペナルティが課せられる可能性があります。
年齢制限は16歳、17歳、18歳と州によって異なるため、州によっては18歳未満と付き合うことがご法度な所もあるため頭に入れておきましょう。
デーティング期間がある
日本では正式に付き合う前に告白する文化がありますが、海外では日本のような告白文化がない国もあります。欧米では、ある程度デートを重ねた上で自然と交際に繋がるパターンが多いです。この正式にカップルになるまでの期間をデーティング期間と呼びます。
デーティング期間については、アメリカのデーティング期間中の過ごし方!ベストな連絡頻度で解説しています。
海外では歳の差を気にしない?アメリカ人の歳の差恋愛や結婚に対する考え方:体験談
今回は、海外主に欧米とアメリカの歳の差に関するデータと社会的価値観を解説しました。私はアメリカ人と結婚しましたが、8歳の歳の差があります。アメリカ人の歳の差に対する考え方(目次2)でも言いましたが、19歳の時は相手が27歳で歳の差に驚く人も多かったですが、歳を取るにつれて驚かれることもなくなりました。
アメリカで暮らしていますが、大人になると6〜9歳の歳の差カップルは周りに意外と結構います。男性が年上のカップルが多い印象ですが、女性が年上のカップルにも普通に出逢います。
恋愛には色々な形があるので年齢や歳の差に囚われずに、好きな人を愛せるのが一番だと思います!Have a nice day!