英語のタイトルってどうやって付けたらいいの?英語のタイトルの例やルールを教えて欲しい!
本記事では、英語のエッセイのタイトルの付け方を、例やルールと共に解説していきます。
この記事のポイント
- 英語のタイトルの作り方・ルール
- エッセイの種類ごとのタイトル例
- 魅力的なタイトルを作る4つのコツ
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魅力的な英語のタイトルの必要性
英語のエッセイを読む際に、誰もが必ずしも目を通すのが、エッセイのタイトルです。
タイトルは、読み手にとってエッセイの第一印象です。
つまり、タイトルで読み手の興味を引いたり、心つかんだりすることができれば、幸先の良いスタートを与えられます。
逆にタイトルがテキトーだったり意味不明だと、読み手を混乱させてしまったり、読む気が失せてしまいます。
英語のエッセイのタイトルの付け方
英語のエッセイのタイトルってどうやって付けるの?
以下ではタイトルを作る上で必ず知っておきたい4つの事柄を解説しています。
- タイトルに入れるべき情報
- タイトルの長さ
- サブタイトル
- 大文字ルール
タイトルに入れるべき情報
まずタイトルには、エッセイのテーマが想像できる情報を必ず入れましょう。
英語のエッセイのタイトルを作る上で必要不可欠なのが、タイトルでエッセイのテーマを伝えることです。
つまり、そのエッセイが何について書かれているのか一目で分かるタイトルを作ることが大切です。
そのためには、エッセイの中で何度も出てきたメインキーワードを使用したり、エッセイのテーマの問題定義を提示するなど、人によって様々な方法があります。
タイトルの長さ
英語のエッセイのタイトルは、一般的に10〜12語が最適とされています。
必ずこの長さに収めなければならないというわけではありませんが、短すぎず長すぎないタイトルが適切です。
タイトルを決めるときに、色々な情報を詰め込みたくなる人も多いですが、基本は長すぎないタイトルを目指すという心がけをしていれば大丈夫でしょう。
サブタイトル
サブタイトルとは、メインタイトルの後に付く補足のタイトルを指します。
一般的に、メインタイトルとサブタイトルに間に:(コロン)が表記され、メインタイトルの補足説明などの役割を果たします。
サブタイトルは、リサーチペーパーなどでは実験方法や調査方法などを記述する便利な項目ですが、必須ではないので特別な理由がない限りは付けなくてよいでしょう。
英語のタイトルは大文字で表記する!
英語のタイトルは、基本的に大文字で表記するのが鉄則です。
この鉄則をキャピタライゼーションルール(capitalization rule)と言います。
タイトルを大文字にすると言っても、全ての単語を大文字にしたり、一部だけを大文字にするなどいくつか種類がありますが、一般的に使用されるのは、タイトルケース、別名ヘッドラインケースという種類です。
大文字ルール|タイトルケース(ヘッドラインケース)とは
タイトルケースとは、単語の一番最初の文字を大文字で表記する方法です。
今回紹介したタイトル例は、全てタイトルケースをもとに表記されています。
タイトルケースの場合、注意したいのが、大文字にならない単語もあるということです。
例えば、of、in、at、and、to、byなどの単語は、小文字のまま表記します。
例
How to Fix A Car by Yourself
英語のエッセイのタイトル例
以下では、英語のエッセイのタイトル例を、エッセイの種類ごとにご紹介します。
今回はエッセイでよく取り扱われる、Research Essay、Argumentative Essay、Contrast/Comparison、Process Essay、Cause and Effect Essayの5つの種類ごとにタイトル例を並べています。
各エッセイの詳細については、英語のエッセイ|書きやすいテーマ【100選】で解説しています。
Research essay
- How Quarantine has Affected Mental Health
- The Influence of Social Media on Teenagers
Argumentative
- Why Getting Sunshine Everyday is Important
- The Necessity of Homeless Care
Contrast
- The Difference Between High School and College
- Online Education vs In-Person Education
Process
- How to Make an Unbelievable Pizza
- The Methods to Release Stress Effectively
Cause and Effect
- How Civilization Changed Human’s Life
- Three Reasons of Why World Population Is Growing
魅力的な英語のタイトルを付ける3つのコツ
タイトルの例や付け方が分かれば、あとはタイトルを実際に作るだけです!
でもこのタイトルを付けるのが難しいんですよね。そこで、以下では、魅力的なタイトルを付けるコツをご紹介します。
明確かつ簡潔に
エッセイでこれもあれも大切だから、たくさんのキーワードをタイトルに入れてしまいがちです。
しかし忘れてはいけないのは、明確で完結なタイトルが一番読者に伝わるということです。
タイトルが回りくどい表現になっていたり、受動態の表現を使っていませんか?
客観的にタイトルを見て、テーマに全く知識がない人でも理解できるような簡潔なタイトルを作ることを心がけましょう。
明確さと簡潔さが大切なのは、タイトルだけじゃなく、エッセイ全体にも言えることです。
必要最低限の情報だけを含む
上記でも話しましたが、タイトルに含む情報が多くタイトルが無駄に長くなってしまうことは、誰にでも起こりがちです。
情報を絞れない・何の情報を入れれば良いかわからない人は、IntroductionのThesis Statementを参考にタイトルを付ける方法もあります。
Thesis Statementについては、Introductionパラグラフの書き方で解説しています。
ネガティブな表現は避ける
タイトルは、読者がエッセイで最初に読む文章なので、ネガティブな印象は与えたくありませんよね。
エッセイのテーマが環境問題などの場合は、ネガティブな単語や表現はメインテーマなので使用しても大丈夫です。
しかし、ここで言っているネガティブな表現とは、差別的な表現や攻撃的な表現のことです。
特別その分野のテーマでない限り、ネガティブな表現は必ず避けましょう。
良質なタイトルはエッセイの質を高める!
今回は、英語のエッセイのタイトルの付け方を解説しました。
魅力的なタイトルを付けることができれば、エッセイの質は格段に上がり、読者は幸先の良いリーディングのスタートを切れます。