Rate My Professorsとは?高GPAを保つための教授の選び方を知りたい!
本記事では、大学留学で高いGPAを保持する上で大切な『Rate My Professors』(レートマイプロフェッサーズ)の使い方と教授を選ぶ方法とポイントについて解説しています。
この記事はこんな方向け
- Rate My Professorとは何か、使い方を知りたい方
- アメリカ大学留学中・留学予定の方
- コミュニティカレッジから四年制大学への編入を成功させたい方
筆者について
アメリカの大学で心理学を学ぶ大学生。大学進学をきっかけにロサンゼルスに渡る。
コミュニティカレッジでGPA3.9/4.0を維持。現在は四年制大学でGPA4.00をキープ中。
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Rate My Professorsとは?使い方・教授の選び方・ポイント
Rate My Professors(レートマイプロフェッサーズ)とは、アメリカの大学の教授の評価を一覧できるウェブサイトです。
このウェブサイトは、アメリカの大学で高GPAを取るためにとても重要です。
なぜなら、評価の高い教授の授業を取ることは、授業で高成績(A)を取ることに繋がるからです。
従って、アメリカの大学に通う多くの生徒たちは、こぞってRate My Professorsを利用して、毎学期履修クラスを決めています。
以下では、そんなRate My Profeesorsの2つの使い方と高GPAを取るための最適な教授を選ぶポイントをそれぞれ解説しています。
アメリカの大学で高GPAを取る方法についてはこちらの記事で解説しています。
Rate My Professorsの使い方1:直接ウェブサイトで調べる
ステップ1:自分の学校名を入れる
まず、Rate My Professorsのウェブサイトにアクセスします。
アクセスしたら、Enter your school to get started と出てくるので、自分が通っている学校名を打ちます。
ステップ2:教授の名前を入れる
学校名を入れたら、Find a Professor と出てくるので、受講しようか迷っている教授の名前を打ちます。
そうすると、その教授の評価ページにアクセスできます。
Rate My Professorsの使い方2:大学名と教授名をグーグルで検索する
これは私が普段、Rate My Professorsを利用する際に使っている方法です。
初めからRate My Professorsのホームページに行かなくても、大学名と教授名をグーグルで検索すると、その教授のRate My Professorsのページが検索上位に出てくることがあります。
教授名と学校名を検索しても、その教授のRate My Professorsのページが出てこない場合は、検索に『Rate My Professors』を追加してみてください。
Rate My Professors:良い教授の選び方とポイント
Overall Qualityが高い教授を選ぶ
Overall Quality(全体的な品質)とは、教授の授業のクオリティなどの総合的な評価のことを言います。
これは0から5までの五段階の数値で表され、数値が高いほど評価が高いということです。
Ratingが多い教授を選ぶ
Rating(評価数)とは、Rate My Professorsで教授の評価を書いた生徒の数のことです。
評価数が少なかったらOverall Qualityが高くても、情報の信頼性が薄い可能性があります。
Level of Difficultyが低い教授を選ぶ
Level of Difficultyは、その教授のクラスの難しさを数値で表したものです。
Overall Qualityが高くても、授業のレベルが高かったら良い成績は取りづらいことになります。
Would Take Again率が高い教授を選ぶ
Would Take Againとは、生徒がこの教授の授業をまた取りたいかどうかを点数で表したものです。
つまり、Would Take Againの点数が高いほど、生徒がその教授の授業に満足しているということです。
逆に、難しかったり、面白くない授業などは、Would Take Again率が低いです。
生徒のコメントを読んで選ぶ
ページ上部の基本的なスコアを確認したら、次は生徒のコメント、授業を受けた感想を読みましょう。
生徒のコメントを読む時に、注目するべきポイントを以下にまとめています。
- クラス名
- 日付
- 生徒の成績
- 教科書の有無
- 課題の量・テストの数
- メールへの対応
- エキストラクレジットの有無
- Late Assignment
ポイント1:クラス名
クラス名は、生徒個人のコメントのQualityの右にアルファベット三文字と数字で表されています。
一人の教授が複数のクラスを持っていることはよくあるので、自分が取るかどうか考えているクラスの評価(コメント)を読みましょう。
ポイント2:評価が投稿された日付
評価が投稿された日付は、生徒のコメントの右上に書いてあります。
この日付が最新であればあるほど、コメントの情報の信憑性が増します。
学期によって、エッセイの数や課題の種類、成績の付け方など変更する教授もいるので、最新の情報を得ることはとても大切です。
1年以上前に投稿されたコメントではエッセイが1つしかないって書いてあったのに、実際に授業を受けてみたら3つもあったなんてことはよくある話です。
ポイント3:生徒が取った成績
これは私が昔よく見落としていた項目なのですが、生徒が実際に取った成績を確認するのも重要です。
どんなに教授の評価(スコア)が高くても、それは良い成績を保証するものではありません。
Overall Qualityの数字が高くても、コメントをしている生徒の多くはBを取っていて、Aを取っている生徒は実際に少ない授業もあります。
つまり、コメントを書いている生徒が実際に取った成績(ABCDE)を確認することで、その教授の授業の良い成績の取りやすさを知ることができます。
ポイント4:教科書の有無
さらに教授によっては、教科書を使わない授業を行う人もいます。
その場合、教科書を買う必要がないので、授業の準備の手間を省くことができます。
さらに教科書を使わない教授は、教授が用意した他のプリントや資料を利用して授業を行うことが多いので、授業についていきやすく、良い成績を取るのに繋がります。
ポイント5:課題の量・テストの数
同じ授業でも、課題の量・テストの数は教授によって大きな差が出ます。
基本的に、課題の量(エッセイ、ディスカッション、クイズなど)は少ないと、その分勉強時間が少なくなります。
テストの数も少ないと、その分テスト勉強をする機会が少なくなります。
しかし、その分一度のテストでカバーされる範囲が多くなったり、一回のテストの点数の重みが多くなります。
課題の量は、少ないほうが他の授業の兼ね合いも測りやすいですが、テストの数は人によって好みが分かれます。
テストが少ない方が楽という方はそれで良いですし、小まめにテストで点数を稼いでおきたいという方は、テストが極端に少ないクラスはベストではないのかもしれません。
ポイント6:メールへの対応
教授がどの頻度でメールを返してくれるか、返信は丁寧かどうかということも良い成績をとる上で、とても大事です。
授業で何か疑問や相談があったときに、素早く返信してくれるほど便利なことはないです。
メールへの対応は教授によって大きく差が出るので、コメントで生徒への返信が早いことが書かれている教授はおすすめです。
私の経験上、全体的なスコアが高い教授でも返信には2日3日ほどかかる人もよく見かけるので、全体的なスコアだけで履修を決めるのは、よく教授に質問をする人は注意した方がいいでしょう。
ポイント7:エキストラクレジットの有無
エキストラクレジットとは、成績をつける上で追加のポイントのことを指します。
エキストラクレジットは、テストや課題で失点、大きなミスをしてしまった場合に、成績を挽回するためにとても便利なシステムです。
普段から勉強バッチリで、ミスもしません!という方は、エキストラクレジットはあまり気にしなくていいと思います。
しかし、何か合った時に挽回できるチャンスを持っておくのは損はないので、できるだけエキストラクレジットがある授業をとった方が高成績に繋がりやすいでしょう。
ポイント8:Late Assignment
上記で紹介した項目ほど重要ではありませんが、確認しておくと良い項目も少し紹介しておきます。
教授によっては、課題を提出日に出さなくても、許してくれる、期限を伸ばしてくれる人もいます。
期日までに課題を出すのが一番ですが、Late Assignmentオプションがあると何かあったときに心の余裕ができるので、その辺が優しい教授を選んで損はないでしょう。
Rate My Professorsの使い方:良い教授の選び方とポイント【まとめ】
Rate My Professorsには2つの使い方がある。
最適な教授を選ぶには、以下のポイントが大事。重要度の高い順に表示。
- Overall Quality、Rating、Would take againのスコアが高い教授を選ぶ。
- Aを取っている生徒が多い教授を選ぶ。
- 授業のレベル、課題の量は低いもしくは少ない教授を選ぶ。
- 最新の評価に注目する。
- 生徒への対応の早い、丁寧な教授を選ぶ。
- テストの数は人によって好みが別れる。
- エキストラクレジットにある教授は、成績を挽回しやすい。
- 教科書は無い方が準備が楽、節約できる。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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