英語のエッセイの書き方がわからない!アメリカ大学で通用するエッセイの書き方は?
本記事では、A+を取るためのエッセイの書き方を段落・構成別に徹底解説します。
この記事を読むことで
- 英語のエッセイとはどういうものなのかを把握できる!
- エッセイの構成・段落ごとに書くべき内容がわかる!
- アメリカの大学で通用するエッセイの書き方を学べる!
筆者『Maruna』
アメリカの大学で心理学を学ぶ大学生。コミュニティカレッジをGPA3.9/4.0で卒業。四年制大学に編入しオールAをキープ中。大学で自分のエッセイがクラスの手本として提示される。エッセイはAを取らないと気がすまないほどの得意分野!
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英語のエッセイとは
エッセイとは、誰かに意見や物事を納得させるため、または、特定のトピックについて書く文章のことです。
例えば、大学出願の審査書類の一つとしてエッセイが使用されたり、大学の授業でエッセイ課題を出されたりします。
日本の文章の書き方に起承転結があるように、アメリカのエッセイの基盤となる書き方にも『Introduction・Body・Conclusion』の三つの構成があり、書く順番も決まっています。
大学や教授によっては、この構成が少し変わったり、書くトピックによっても、特別なルールや新たな段落が加えられたりすることもあります。
【段落・構成別】Aを取る英語のエッセイの書き方!アメリカ大学現役生が解説
エッセイとは何かがわかったところ、早速エッセイを書く方法について学んでいきましょう。
以下では、Aを取るためのエッセイの書き方を構成・段落ごとに説明します。
Introduction:イントロダクション
エッセイを書く際に一番最初に登場するのがIntroductionパラグラフです。
Introductionは、一段落で構成され3つのパートに分けられます。
- Hook
- Background Information
- Thesis Statement
Hook::読み手の心を掴む最初の一行
Hookとは、読者の心を掴むためのエッセイの冒頭のことです。通常、一番最初の文のことを指します。
例えばHookには、質問型、言葉の引用、統計結果や事実、問題定義などの種類があります。
つまり、読者の興味を引く・心を掴むような文章がHookになります。
Background Information:トピックの背景や文脈
Introductionの二つ目は、Background Information(背景や文脈)という項目です。
これはエッセイにもよりますが、私はだいたい4-7行くらいで済ましています。
Background Informationは、読者がエッセイの内容を理解する上で、必要な情報やそのトピックに関して一般的に知られている情報などを記載することが多いです。
Thesis Statement:結論・メインポイント
Introductionの締めであり、エッセイを書く上で一番重要と言っても過言ではないのがThesis Statementです。
Thesis Statementは、エッセイの重要点(エッセイの中で一番伝えたいこと)を述べるとても大切な文です。
通常Thesis Statementは、Introduction段落の最後の一文を指します。(最後の2文を含むこともあります。)
エッセイの読みやすさは、Thesis Statementを明確かつ簡潔に書くことで格段に上がります。
逆に、Thesis Statmentがはっきりしていないと、それだけでエッセイの出来はガクンと下がってしまいます。
そのため、良質なThesis Statementを作ることは、アメリカ人にとってわかりやすい文章を提供することに繋がります。
Thesis Statementの書き方は以下の記事で解説しています。
Body:ボディ
Introductionの後は、エッセイのメインの部分であるBodyパラグラフを書いていきます。
通常Bodyは、3〜5段落程度で、主に4つのパートに分かれています。
- Topic Sentence
- Example
- Explanation
Topic Sentence:段落ごとの重要ポイント
Topic Sentenceとは、各Body段落の最初の一文のことを指し、各ボディ段落の重要ポイントを述べる文章のことです。
それぞれの段落にTopic Sentenceがあることで、読者は段落ごとに何について書かれているかを把握できます。
このTopic SenteceというのはThesis Statementで書いた内容と同じでも問題なく、Thesis Statementで述べたことを書いた方が読みやすいエッセイになります。
Topic Sentenceの書き方や例は以下の記事で解説しています。
Example::例や理由
Exampleは、Topic Sentenceで書いた内容をサポートする例や理由のことです。
つまり、ExampleにはTopic Sentenceを主張をする理由や、その例を読者に伝える役割があります。
このセクションで上手く例や理由を提示できれば、エッセイを読者にわかりやすく伝えることができます。
Explanation:ExampleとTopic Sentenceの繋ぎ目
Exampleを述べたら、その後に入れたほうがいいのがExplanationパートです。
ここでは、どうExampleがTopic Sentenceに繋がるのか(どうExampleがTopic Sentenceをサポートするか)を説明します。
そんなの理由と例を述べるだけで十分伝わるでしょ!と思う方もいるかもしれません。
私も実際、そのうちの一人でした。。。
しかし、そんな時に教授に言われたのは、「あなたのエッセイを読む人全員がそのトピックに慣れ親しんでいるわけではないんだよ」というお言葉でした。
つまり、自分の意見や説明を書いて終わりではなく、読み手がきちんと理解できるように配慮することはとても大切なのです!
それ以降、例え教授だけしか読まないエッセイを書いていたとしても、読み手がそのトピックに全然なじみがないと想定してエッセイを書くように注意しました。
そしたら、エッセイのあるクラスでは全てAを取ることができました!
Conclusion:結論
最後にご紹介するのはエッセイで最後の段落であるConclusionパラグラフについてです。
Conclusionパラグラフは、エッセイ全体のまとめ・結論を述べる場所であり、主に3つの項目で編成されています。
- Restate Thesis Statement
- Summarize Examples
- So What・What’s Now
1. Restate Thesis Statement::Thesis Statementをもう一度述べる
Introductionで書いたThesis Statementを、もう一度Conclusionで読者にアピールします。
私はConclusionの最初の一文をThesis Statementを言い換えて書いています。
こうすることで、読者にエッセイの一番重要な情報を、結論として再度伝えることができます。
2. Summary:Bodyの要約
Summaryとは、各Body段落で述べたTopic SentenceとExampleの要約のことです。
ConclusionでBody段落の重要ポイントを述べることで、読者がエッセイで読んだことや学んだことを再確認することができます!
3. So What ・What’s Now:エッセイの効果・影響
ついにエッセイの最後のパートにやってきました!
So Whatまたは、What's Nowとは、エッセイで述べた内容が今後の読者や社会にどのような影響を与えるのか、または、読者がこのエッセイを読んだことによって何が得られるかについて書く項目です
言い換えると、そのエッセイを読むことで得られるメリットや学べることについて書くということです。
So What・What's Nowの書き方と例文は以下の記事で説明しています。
【段落・構成別】Aを取る英語のエッセイの書き方!まとめ
Introduction
- Hook:読み手の心を掴む最初の一行
- Background Information:トピックの背景や文脈
- Thesis Statement:結論・メインポイント
Body
- Topic Sentence:段落ごとの重要ポイント
- Example:例や理由
- Explanation:ExampleとTopic Sentenceを繋げる
Conclusion
- Restate Thesis Statement: Thesis Statementのリピート
- Summary: Bodyの要約
- So What / What's Now:エッセイの効果・影響を提供
私はこの構成を使って、カレッジエッセイのクラスでオールAをとりました。
書き方や細かいルールは教授やクラスによって変わりますが、今回ご紹介したエッセイの書き方は基本となる形なので皆さんも参考にしてみてください。
エッセイを書いた後は、文法チェックツールを使ってミスがないか確認しましょう。
私がエッセイを書く際に使用している文法チェックツールは『Grammarly』です。
Grammarlyは、自分の文章をコピペするだけで文法のチェックをしてくれて、とても便利なのでおすすめです!
文法以外にも、英語のエッセイを書く際に確認必須事項については、英語のエッセイを書く際のNG行為・ルールで解説しています。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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