日本では恋の駆け引きなんて言葉がありますが、海外には恋愛で駆け引きは存在するのでしょうか？
アメリカ人との恋愛で駆け引きは必要なのか？
本記事では、そんな疑問にアメリカ人と国際結婚したMarunaがアメリカ現地の情報と自身の経験を元にお答えします。
ポイント
- 国際恋愛で駆け引きは必要なのか
- アメリカ人で恋の駆け引きをする人の割合
- アメリカ人が恋愛で駆け引きを好まない・うまくいかない理由
- アメリカ人と交際する時に大切なこと・注意点
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アメリカ人との国際恋愛で駆け引きは必要？【リアルな海外恋愛事情】
まず結論から、アメリカ人の恋愛では基本的に駆け引きが不要です。
基本的に不要ってどういうこと？と思われた方もいるかもしれません。
多くのアメリカ人は恋の駆け引きを面倒臭いまたは不要と感じているため、駆け引きをする人は一般的には少ないのです。
特に大人同士の恋愛で駆け引きはあまり好まれず、はっきりとしたコミュニケーションを好む人が多いようです。
アメリカ人が恋の駆け引きをする割合
多くのアメリカ人は恋の駆け引きを好まないと言いましたが、一部の人は恋の駆け引きを楽しんでいるのも事実です。
アメリカの恋の駆け引きについてこんな分析結果があります。
- 10人中3人のアメリカ人が予定をキャンセルしたり変更したりして、相手に忙しいように見せたことがある
- 80%のアメリカ人が今までにメッセージを開ける時間や返信の時間を調整したことがある
- 3人に1人のアメリカ人が、相手と会話を始まるためにわざと間違ったメッセージを送ったことがある
（参考：How Americans Play Mind Games in Relationship｜DatingNews.com）
返信のタイミングを調整するのは恋愛関係だけでなく友達同士とかでもありえることなので、必ずしも恋の駆け引きと断定するのは難しいですが、、、
他にもアメリカ人が実行したことのある恋の駆け引きには以下のような例があります。
- 相手が先に行動を起こすのを待つ
- テキストメッセージにすぐに返信しない
- 折り返しの電話を数日待つ
- 最初の数回の呼び出し音で電話に出ない
- 暇そうに思われないように、直前の予定には応じない
- 同じ週に同じ人ともう一度デートしない
- 身体関係になるまでデート回数を複数回とる
- 友人、家族、同僚にその人を紹介しない
（参考：It's Time to Stop Playing Mind Games While Dating｜Verywell Mind）
アメリカ人が恋愛で駆け引きを好まない・うまくいかない理由
恋の駆け引きを楽しむアメリカ人も一部いますが、それはあくまで一部、マジョリティではありません。
アメリカでは一般的に恋愛の駆け引きが好まれません。
実際に恋の駆け引きについて書かれている英語の記事も少ないようです。
なぜアメリカでは恋の駆け引きはうまくいかないことが多いのか、それにはアメリカの文化が大きく関わっています。
相手の気持ちを察する文化がないから
アメリカは海外の中でも、察するという文化が皆無な国です。
意見があったら言うのが当たり前の国なので、言葉にしない＝意見がないと思われてしまうこともよくあります。
本当は相手に好意があるのにそれを伝えない、または間接的に伝えているつもりという人は特に注意が必要な国なんです。
以下の例のように駆け引きが逆効果になってしまうこともあります。
- 返信がいつも遅い＝僕に興味ないのかな
- デートの日程が合いずらい＝僕に興味ないのかな
- 電話にあまり出ない＝僕に興味ないのかな
相手の返信がいつも遅かったり、忙しいアピールが続くことで、『この人は駆け引きしている！』と想定するアメリカ人は少数派です。
他にもアメリカ人と日本人には文化的、考え方の違いがあるので、事前に理解しておくことが大切です。
ストレートに気持ちを表現する方が好まれるから
英語圏、特にアメリカではストレートな気持ちをそのまま表現することがとても大事です。
これは恋愛だけでなく、普段の会話でも言えることです。
アメリカに住んでいると、日本人だったら言いにくいこともグサっと言ってくるアメリカ人に出会うことも少なくないです。
ストレートな愛情表現を大切にしている人が多いので、遠回しな表現は好まれません。
気がないそぶりをしていると、本当に気がないのだと思われてしまい、さっさと次の人を探し始める人も全然います。
駆け引きなしの国際恋愛で大切なこと
駆け引きがうまくいかないのなら、どうやってアメリカ人と恋愛をしたらうまくいくのでしょうか？
以下の2点を意識することで、良好な国際恋愛を築きやすいです。
- 素直でいる
- 愛情表現を忘れない
素直でいる
国際恋愛をスムーズに進めるためには、どれだけ素直に気持ちを表現できるかが重要になってきます。
相手に気を遣って自分の本音を言わなかったり、少し焦らそうとして言うタイミングを先延ばしにしたりすると、悲しい結果になってしまうこともあります。
本当は会いたいのにその気持ちを伝えない、相手からの連絡ばかりをまって自分では行動しないなど、消極的な姿勢は要注意です。
愛情表現を忘れない
定期的な愛情表現は国際恋愛をする上で非常に大切です。
毎日I love youと言ったり、キスをしたりすることは、海外で長年続いているカップルにはよくあることです。
ツンデレという文化が日本にはありますが、海外でそれは通じる可能性は低いです。
むしろ、ツンツンばかりしていたら、相手が自分のことを好きかどうか不安にしてしまい、関係が悪化することもあります。
アメリカ人との恋愛で注意すること
アメリカ人と国際恋愛をする際に、注意したいことはいくつかあります。
特に以下の2点には、注意して交際を始めましょう。
- デーティング期間中は少し警戒する
- 重いのはNG
デーティング期間中は少し警戒する
海外で恋愛をする時に、よくあるのがデーティング期間という期間です。
日本では告白してから付き合うことが多いですが、海外では複数のデートを重ねてから正式にカップルになる人が多いです。
このデートを重ねる期間をデーティング期間と言います。
デーティング期間の平均的な長さや過ごし方については以下で解説しています。
この期間では（特に最初は）相手がどんな人かまだわかりません。
可能性は高くないですが、相手が駆け引きをしてくるタイプの人の場合もあります。
また交際に本気ではない人、体の関係だけを求める人の場合などもあり得ます。
そのため最初は慎重に相手の出方を伺ってから、徐々に心を許すことで相手に振り回されることを防げます。
相手の本気度を確かめたい人は以下の記事を参考にしてみてください。
重いのはNG
駆け引きがないからと言って、自分に正直になりすぎて相手に好きな時に好きなだけ連絡をとって良いわけではありません。
素直に対応することは良いことですが、一方的にたくさん連絡したり、最初から重いトピックを取り上げたりすると、逆効果になってしまいます。
相手にも相手のペースがあるので、ガンガン一方的にアプローチすると、重い印象やウザいと思われてしまうこともあります。
デーティング期間中の最適な連絡頻度については、アメリカのデーティング期間中のベストな連絡頻度で解説しています。
アメリカ人との国際恋愛で駆け引きは必要？【リアルな海外恋愛事情】まとめ
今回解説したアメリカ人との国際恋愛で駆け引き事情について、重要なポイントをまとめておきます。
今回のポイント
- アメリカ人の恋愛では基本的に駆け引きは不要
- 駆け引きは、連絡を遅らせたり、忙しい風を装ったりする人も中にはいるが、このような駆け引きをするのは一部の人間
- 察する文化がないため、ダイレクトなコミュニケーションを好む人が多く、間接的な表現や行動は誤解を招く原因になる
- つまり変に焦らしたりせずに、素直に自分が思っていることを表現することが大切
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