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英語のエッセイで一人称は使ってもいい?適切な主語を使うための3つの注意点!

英語のエッセイの主語は何を使うべき?大学のエッセイで一人称は使ってもいいの?

本記事では、英語のエッセイの適切な主語(一人称・三人称)について詳しく解説しています。

Maruna
アメリカの大学に通う現役学生が自身の経験も踏まえながらシェアしていきます!

この記事でカバーするポイント

  • 一人称を英語のエッセイで使うのはNG?
  • 一人称以外の主語の例
  • 英語のエッセイで主語を書くときの3つの注意点

英語のエッセイで一人称は使ってもいい?

英語のエッセイを書く際に多くの人を悩ませるのが、どの主語を使うべきなのかという問題です。

IやWeなどの一人称はエッセイ上で使用しても良いのでしょうか?

結論はYes and No。つまり、一人称の使用の是非はケースバイケースです。

一人称を使用して良いエッセイもあれば、使用を避けるべきエッセイもあるということです。

英語のエッセイで一人称を使って良い場合と避けるべき場合

一人称を使って良いかどうかは、エッセイの種類や教授によって異なります。

以下では、一人称を使用しても良い場合とそうでない場合についてご説明します。

一人称を使って良い場合

英語のエッセイで一人称を使用して良いケース1つ目は、リフレクティブエッセイ(パーソナルエッセイ)を書く場合です。

自分の意見や経験が主体となるリフレクティブエッセイ(パーソナルエッセイ)では、一人称を使うのは問題ありません。

トピック例:私の趣味、私がこの職業に就きたい理由

2つ目のケースは、教授や課題が一人称を制限するものではない場合です。

大学の課題や教授によっては、カジュアルなエッセイやディスカッションスタイルのエッセイを書くことがあります。

その場合、IやWeを使用しても、減点や注意をされることはないでしょう。

トピック例:ロミオとジュリエットを読んだ感想、地球温暖化についての自分が思うこと

Maruna
今回紹介した2つのケース以外でも、自分が主体となっているトピックやエッセイでは、一人称を使用しても良い場合があるので、わからないときは確認しておきましょう!

一人称を避けるべき場合(三人称を使うべき場合)

英語のエッセイで一人称を避けるべきケースは、アカデミックエッセイ(学術的エッセイ)を書く場合です。

大学の課題で出される学術的エッセイでは、ほとんどの場合『IやWe』などの一人称の使用は避けた方が良いです。

理由は、一人称の文章は主観的な表現と捉えられやすく、客観視や説得力に欠けてしまうため、学術的エッセイに不適切だからです。

多くの学術的エッセイでは、客観性と説得力を示すために一人称ではなく、三人称を使用しなければいけません。

引用元:Point of View in Academic Writing, St. Louis Community College

教授や課題によっては一人称を使っても問題がない場合もありますが、アカデミックエッセイを書く場合は基本的に三人称の使用をおすすめします。

Maruna
私もコミカレに留学したばかりの頃に、IやWeを使用して教授に注意されたことがあります。それからは、基本的に三人称で文章を構成するように意識し、エッセイで高評価を取れるようになりました!

英語のエッセイで使える主語・三人称の例

一人称がエッセイで不適切な場合、どのような主語を使用すれば良いのでしょうか?

エッセイで使える三人称には、It、That、This、He、Sheなどがあります。特に It、That、Thisはどんなトピックでも使える万能な主語です。

また、国の名前や人の名前などの固有名詞を主語にしたり、There is There areで始まる文章なども使いやすいです。

英語のエッセイでは明確で具体的な情報が求められるため、ItやThatなどを連呼するより名詞を主語とした文章の方が、わかりやすいエッセイを作ることができるのでおすすめです

Maruna
カレッジの英語教授にエッセイを読んでもらった時に、『この Itは何を意味するの?』『このTheyは誰のこと?』などその教授が自分では気づかなかった不明瞭な点を明らかにしてくれたおかげで、より具体的で明白なエッセイを執筆できるようになりました!

英語のエッセイで適切な主語を使うための3つの注意点

以下では、英語のエッセイで適切な主語を正しく効果的に使うための注意点を3つご紹介します。

一人称は使いすぎない

例え一人称の使用が許されているエッセイでも、一人称の使いすぎは悪印象を与えてしまう場合があります。

文章のほとんどが『I』で始まるエッセイは、主観を必要以上に押し付ける印象になってしまうことがあるため、使いすぎには注意しましょう。

Maruna
一人称がOKのエッセイでも、一人称の使用はできるだけ必要最低限にするのがベストです!

他にも確認しておきたい!英語のエッセイを書くときに注意したい10のルール

主語が偏らないようにする

適切な主語を効果的に使用するためには、主語が偏っていてはいけません。

ItやThatの乱用や同じ名詞を立て続けに主語として使用すると、ボキャブラリーが少ないとワンパターンな印象を与えてしまいます

このワンパターン化を避けるための1つの方法が、文を受動態に変化させる方法です。

People believe と言いたいところを、同主語を避けるためにIt is believedと受動態に変形させて使用すると主語にバラエティを持たせることができます。

主語に限らず、エッセイでボキャブラリーや文章のワンパターン化を防ぐために、表現の幅を広げるのも大切です。

英語のエッセイで使えるフレーズ・単語【100選】海外大学生がよく使う接続詞・表現!

二人称(You)は避ける

主語には、一人称や三人称以外にも二人称があります。二人称は英語のエッセイで使用しても良いの?と疑問に思う人もいると思います。

日常会話でよく使うYouですが、エッセイでは使用しないことをおすすめします

なぜなら、二人称のYouは特定の人物を定めない主語なので、エッセイ上で使用すると誰のことを指しているのかが不明で、読者を混乱させる可能性があるからです。

Maruna
主語を考える時は、明確さを意識して単語を絞っていくと、よりわかりやすい文章を書くことができます!

一人称・主語の使い方を正しく理解して英語のエッセイを書こう!

今回は、英語のエッセイで一人称の捉え方、主語の選び方と注意点について解説しました。

一人称を使って良いエッセイとそうじゃないエッセイを区別することが、英語のエッセイで適切な主語を効果的に使用するためにとても大切です。

エッセイの種類と今回学んだ注意点を正しく理解して、読みやすい英語のエッセイ作りに励んでみてください!

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