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【英語のエッセイ】Introductionの書き方!例文とポイント解説

英語のエッセイのIntroduction(イントロダクション)とは?Introductionはどうやって書けばいいの?

本記事では、英語のエッセイのIntroductionの書き方を、例やポイントと共に解説していきます。

Maruna
アメリカの大学教授に直接伝授してもらったIntroductionの書き方をシェアしています!

筆者『Maruna』

英語力が壊滅的なままアメリカ大学留学に挑戦。何度ももがきながらGPA3.9/4.0でコミカレから大学編入に成功。大学で自分のエッセイがクラスの手本として提示される。現在の大学ではGPA4.0をキープ中。

英語のエッセイのIntroductionとは

Introductionは、エッセイの最初の段落のことを指します。

日本語では序章・紹介と言われ、エッセイの導入文をこの段落で書きます。

エッセイの内容(トピック)を紹介したり、エッセイの主張(メインポイント)もここで書きます。

Introductionの構成は三つ

イントロダクションは主に三つの構成に分かれます。

  1. Hook:最初の一行
  2. Background Information:背景・文脈
  3. Thesis Statement:エッセイの主張

Hook:最初の一行

Hookとは、読み手の心を掴む最初の一行のことです。

この文で、読者の興味を引くことができるか、できないかでエッセイの良し悪しが決まると言う人も中にはいます。

Maruna
インパクトのあるhookを作れば、幸先の良いエッセイのスタートを切れます!

Background Information:背景・文脈

Background Informationとは、エッセイの内容の背景や文脈を説明する文のことです。

ここでは、エッセイを読む上で読者が知っておいたほうが良い情報やトピックに関連したことを書きます。

Maruna
私の経験上、エッセイの内容や教授にもよりますが、Background Infomationは大体2~5行くらいで書くことが多いです。

Thesis Statement:エッセイの主張

Thesis Statementとは、Introductionの一番最後の文を指します。(場合によっては最後の二文を指すこともあります。)

Maruna
Thesisは、エッセイの中で一番大切な文も言っても過言ではありません!

エッセイで一番伝えたいこと、つまり、メインポイントをThesis Statementで読者にアピールします。

英語のエッセイのIntroductionの書き方

以下では、Introductionの書き方をセクション・順番ごとに解説しています。

Thesis Statementの書き方

エッセイを書く際、必ず最初にThesis Statementの文章を作りましょう。

この文が決まってないと、エッセイの他のパートを書き始めることができません。

Maruna
おすすめの方法は、Introductionの次の段落『Body』で書くメインポイントをThesis statementで一行にまとめる方法です。

英語のエッセイのBodyの書き方はこちらで解説しています。

Body Paragraph書き方!例文とポイント解説

以下で、Thesis Statementの例文をご紹介します。

Thesis Statement:例文

今回は、エッセイのトピックが『良い睡眠を取る方法』という場合のThesis Statementをご紹介します。

Thesis statement:

There are three ways that help people sleep better, which are getting a lot of sunshine in the morning, getting plenty of exercise, and avoiding using a phone before sleep.

和訳:人々が良い睡眠をとる方法は三つあり、それは朝に多くの日光を浴びる、運動をする、そして寝る前に携帯電話の使用を避けることです。

ポイント:Thesisは簡潔かつ明確に!

上記の例文は、良い睡眠を取るための方法がいくつあるかを明確にし、それぞれを簡潔に述べています。

この文章は無駄な情報を含まず、一文でエッセイのメインポイントをしっかり示しています。

Maruna
簡潔かつ明確に情報を述べることで、読者にわかりやすいThesis Statementを作ることができます。

Hookの書き方

Thesis Statementが完成したら、次はHookを作成していきます。

Hookは読者の心を掴むために大切な文なので、慎重に考えましょう。

Hook:アイデアと例文

以下では、使えるhookのアイデアと例文をそれぞれご紹介します。

問いかけ

Hookとしてよく使われる方法に『問いかけ』があります。

問いかけの例は、エッセイのトピックについて考えたことがあるかを読者に聞いてみる、二択の選択で質問してみるなどがあります。

例 1:Have you ever thought about 〇〇(エッセイのトピック)?

例 2:Which do you choose, friends or family?

引用

他の誰かの言葉を使うのも、良いHookを作る方法の一つです。

例えば、偉人の名言やエッセイの内容に関する本の一部などを引用するのは効果的です。

例 1:歴史や人間の進化についてのエッセイでは、進化論で有名なダーウィンの言葉を引用する。

例 2:本や教科書の内容をエッセイにする場合は、その著者の言葉を引用する。

エッセイで何かを引用する際は、必ず指定のフォーマット(APAやMLAなど)に従ってエッセイを書きましょう。

APAやMLAの詳細は『Purdue University』のウェブサイトで確認できます。

一般情報・事実

世間一般で知られている情報、または、事実をHookとして使うこともできます。

例えば、エッセイのトピックで一般的に知られている情報を示します。

例 1:上記で使った良い睡眠を取る方法がトピックの場合、『睡眠不足は心身ともに様々な悪影響が出ます。』

例 2:環境問題などを取り上げる場合、『地球温暖化が世界的に対策が議論されている問題です。』

など、一般情報や事実を利用することで明確なHookを作ることができます。

データや統計

データや統計を使用することで、信ぴょう性のあるHookを作ることができます。

例えば、本やニュース記事のデータをそのままHookとして使用します。

例 1:心の健康やセルフケアなどについて書く場合は、『メンタルヘルスケアは現代社会を生きる上でとても大切です。』

例 2:移民問題について書く場合は、『世界には現在、〇〇万人の難民がいます。』

ポイント:思い浮かばない時は一般情報や問いかけがおすすめ!

良いHookが思い浮かばない場合は、トピックについてすでに知っている情報や問いかけを使用するのがおすすめです。

世間一般に知られている情報は、何か引用する必要もなく、すでに知っていることを述べればいいので難易度が低いです。

また、問いかけは、想像的なエッセイのスタートとして役に立ちます。

私は大学で権利と愛の間で葛藤している剣士の絵画についてエッセイを書いた時、「Which do you want to have more, authority or love?」という問いかけをhookとして使いました。

Maruna
このエッセイの評価はA+でした!

Background Informationの書き方

HookとThesis Statementが書けたら、Background Infomationの作成に取り掛かりましょう。

ここでは、読者がエッセイを読む上で必須な情報、知っておいたほうが良い情報を簡潔に説明します。

Background Infomation:例文

以下では、Background Infomationで使えるアイデアと例をご紹介します。

一番最初の例は、本記事で取り扱っている『良い睡眠を取る方法』を使った例をご紹介します。

良い睡眠を取る方法のエッセイの場合

今回は、Hookの『一般情報・事実』の例で使用したHook『睡眠不足は心身ともに様々な悪影響が出ます。』を利用します。

Hookで睡眠不足の悪影響について述べているので、Background Infomationではそれらの悪影響をいくつか述べるのが自然な流れです。

また、悪影響を説明した後、良い睡眠の必要性を説明することでエッセイ本来のトピックに持っていくことができます。

上記の方法でBackground Infomationを書けば、そのあとのThesis Statementに効果的に繋げることができます。

本の内容についてのエッセイの場合

本や教科書の内容についてエッセイを書く場合、その本の作者と要約を簡潔にまとめましょう。

Maruna
私がスーザンケインの『内向的性格』についてエッセイを書いた時は、本の要約を3-4行くらいでざっと書きました。

授業で取り扱った内容に関連するエッセイの場合

今回は、具体的にアメリカメキシコ国境問題について書く場合に例をご紹介します。

この場合。授業で取り扱った内容とアメリカメキシコ国境問題関する背景をまとめます。

これらの具体例は、アメリカメキシコ国境問題の背景、理由、動機、それがどうアメリカで問題しされているかなどをまとめればOKです。

Maruna
この方法は歴史、心理学、など様々な分野・クラスで使いやすいです!
ポイント:不必要な情報を長々と書かない!

Background Informationには、HookとThesis Statementを繋げる重要な役割があります。

ここでトピックに関係のない情報や無駄な情報を書くのは、読み手を混乱させてしまう可能性があるので必ず避けましょう。

トピックに必要最低限の情報・適度な文章量を心がけましょう!

英語のエッセイのIntroductionの書き方:まとめ

  • Introductionとは、エッセイの最初の段落のことを指す。
  • 構成は、Hook:最初の一行、Background Information:背景・文脈、Thesis Statement:エッセイの主張の三つに分けられる。
  • おすすめのIntroductionの書き方の順番は、Thesis Statement→ Hook→ Background Information。
  • Thesis Statementは、エッセイのメインポイントを簡潔かつ明確に書く。
  • Hookを作るときは、問いかけ、引用、一般情報・事実、データ・統計などを利用する。
  • Background Infomationは、トピックに関する背景を情報を簡潔にまとめる。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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