英語のエッセイのルールって何?エッセイを書くときのNG行為とは?
本記事では、アメリカ現役大学生が、英語のエッセイで重要な10個のルールをご紹介します。
この記事のポイント
- 英語のエッセイのルール10ヶ条
- 英語のエッセイを書くときのNG行為・押さえておきたいポイント
この記事を書いた人【Maruna】
アメリカで心理学を勉強する大学生。英語のエッセイは得意分野!現在はGPAは4.0/4.0をキープ中。
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英語のエッセイを書くときのルール【10ヶ条】(NG行為も含む)
基本的に英語のエッセイを書くときは、以下の10のルールに従う必要があります。
特に海外の大学出願、TOEFLやIELTSのテストなどのエッセイでは、これらの事項を満たしていないと減点対象となることがあるので注意しましょう!
- 構成をしっかりと組み立てる!
- 結論を先に提示する!
- 一人称を避ける(主語に気をつける)
- コピペは絶対NG!
- 適切な長さのエッセイを書く!
- スラング、口語、略語は使わない!
- 受動態は極力使わない!
- 同じ言葉の繰り返しは避ける!
- 筆記スタイルに100%従う!
- タイトルは大文字表記!
構成をしっかりと組み立てる!
英語のエッセイを書く際に一番大切なルールは、正しい構成を元に文章を書くことです。
日本にも起承転結があるように、英語のエッセイにもIntroduction・Body・Conclusionといった3つの基本構成があります。
英語のエッセイの構成については、【段落・構成別】Aを取るエッセイの書き方で詳しく解説しています。
この構成を無視してエッセイを書くと、もはや英語のエッセイではなくなってしまいます。
特定の条件が学校や教授から出されていない限り、この3つの構成に従って書くのが基本です。
結論を先に提示する!
英語でエッセイを書くときは、結論を先に提示しましょう。
結論は、エッセイの最初の段落であるIntroductionで記述します。
結論を最初に言わないと、読者にとって読みづらいエッセイになってしまい、エッセイのメインポイントを伝えることができません。
この結論を早めに提示することは、英語のエッセイでは不可欠と言って良いほど、重要なルールの1つです。
一人称を避ける(主語に気をつける)
英語のエッセイを書くときに、特に初心者が陥りやすい失敗が、IやWeなどの主語を使ってしまうことです。
自分のことについて述べるエッセイ以外では、IやWeなどの一人称の主語を使うのは避けましょう。
特にカレッジエッセイレベルのエッセイでは、IやWe以外にもYouやShe、Heと言った主語は使用しないことが多いです。
一人称を使って良いエッセイとそうでないエッセイの違いについては、英語のエッセイで一人称の使用はOK?適切な主語を使うための3つの注意点!で解説しています。
コピペ・盗作は絶対NG!
これは英語のエッセイに限りませんが、コピペは何があってもNGです。
学校に提出するエッセイなどでは、高い確率で盗作チェックツールを使用され、参考元を引用せずにコピペをしてしまうと減点の対象になってしまいます。
コピペだけでなく、参考にした原文の言い換えが甘いと、この盗作チェックに引っかかってしまうこともあります。
学校によっては、盗作のペナルティが大きいところもあるので、このルールは必ず守りましょう。
単語数を満たす!
英語のエッセイを書く際に、単語数が指定されていることが多いです。
この単語数を満たしていないと、高い確率で減点になってしまうため、一定のワード数は超えるように文章を書く必要があります。
ワード数は、エッセイを提出前に確認できるツールがあります。
スラング、口語、略語は使わない!
英語のエッセイでは、フォーマルな表現だけを使いましょう。
スラングや口語、略語などのカジュアルな表現を使用するのは、英語のエッセイでNG行為です。
これらはもはや当たり前すぎてルールとして提示されないこともありますが、やってしまうと高い確率で減点になってしまうだけでなく、ネガティブな印象につながってしまうので気を付けましょう!
受動態は極力使わない!
これは、私もアメリカの学校に通って学んだルールですが、英語のエッセイで受動態の文章を書くと、マイナスの印象を与えてしまうことがあります。
英語という言語は、直接的ではっきりした表現が求められるため、受動態を使ってしまうとわかりにくくなってしまうことがあります。
特別な理由や意図がない限り、受動態の表現は避けて、能動態の文章を取り入れましょう!
同じ言葉の繰り返しは避ける!
英語のエッセイを書くときは、同じ言葉の乱用は好ましくないです。
ボキャブラリーが偏っていると、表現の多様性がないと評価され、減点につながってしまうことがあります。
特にTOEFLやIELTSのライティングセクションなどでは、これらは厳しく評価されます。
そのため、同じ接続詞や単語を使うのは避け、使えるボキャブラリーを増やすことが大切です。
英語のエッセイで使えるフレーズ・表現【100選】はこちらでご紹介しています。
筆記スタイルに必ず従う!
英語のエッセイでは、筆記スタイルが指定されていることもよくあります。
例えばアメリカの大学では、授業の9割以上のエッセイがMLAやAPAなどの筆記スタイルなどで指定されています。
もし自分のエッセイに何らかの筆記スタイルが指定されていたら、そのスタイルのルールをしっかりと把握することが大事です。
筆記スタイル通りに文章を引用していないために、減点を食らうこと学生は多いので、そこは特に注意が必要です。
タイトルは大文字表記!
英語のエッセイのタイトルは、大文字表記にするのが一般的なルールです。
タイトルのつけ方・例・大文字表記のルールについてはこちら解説しています。
英語のエッセイを書くときに押さえたいポイント
- 明確・簡潔を心がける!
- 本題から外れない!
- 他の人にエッセイを読んでもらう!
- 最後に見直し+修正を欠かさない!
本題から外れない!
良質な英語のエッセイを書くために一番重要なのは、本題・トピックからそれずに文章を書いていくことです。
エッセイを書く際に、テーマや書く理由が決まっている場合は、それらに基づき余計な情報は書かないようにしましょう。
文章を書いてるとあれもこれも書きたくなったり、徐々に話題から外れてしまう人は、特に注意が必要です。
明確・簡潔を心がける!
英語のエッセイは、明確かつ簡潔な文章を心がけましょう。
内容がどんなに良くても、わかりにくい表現や構成で文章を書いてしまうと、読み手は混乱してしまうことがあります。
エッセイのゴールは完成させることではなく、読者に自分の言いたいことを正しく伝えることです。
最後に見直し+修正は欠かさない!
英語のエッセイが一通り完成したら、最後に必ず見直しと修正作業をしましょう。
この際、ここまでで説明したルールに従っているかの確認や、文法ミスなどを隈なく確認してください。
この最後の見直しと修正をするのとしないのとでは、エッセイの完成度に大きな違いが出るので、忘れずにチェックしましょう。
他の人にエッセイを読んでもらう!
自分のエッセイが書き終わって修正もできたら、ほかの人にエッセイを読んでもらいましょう。
こうすることで、自分では発見できなかったミスに気づけたり、改善点などのアドバイスをもらうことができます。
授業で書いているなら、講師や教授に見てもらったりできますが、英語のエッセイを理解してくれる良いアドバイザーが周りにいないという方は、最短3時間で英文をチェックしてくれるアイディービジネスを利用するのも1つの手です。
最大2000単語の文章まで校正可能で、英語の文法チェック・スペルチェック・表現チェックなどを人の目でしてくれるので、機械やツールでは確認できないミスを発見することができます。
ルールに従って読みやすい英語のエッセイを書こう!(まとめ)
英語のエッセイのルール10ヶ条いかがでしたか?
ルールを正しく理解して、誰にでも読みやすいエッセイを目指しましょう!
本記事でご紹介したルール・NG行為
- 構成をしっかりと組み立てる!
- 結論を先に提示する!
- 一人称を避ける(主語に気をつける)
- コピペは絶対NG!
- 適切な長さのエッセイを書く!
- スラング、口語、略語は使わない!
- 受動態は極力使わない!
- 同じ言葉の繰り返しは避ける!
- 筆記スタイルに100%従う!
- 最後に見直し+修正を欠かさない!
押さえておきたいポイント
- 明確・簡潔を心がける!
- 本題から外れない!
- 他の人にエッセイを読んでもらう!